この記事では、100gのメタルジグのおすすめについて書いています。
「潮が速い磯や水深のある堤防で、60gだと底が取れなくなってきた」
「100gのジグはロングやタングステンなど種類が多くて、違いがよくわからない…」
40〜60gで青物を狙っていると、潮の速さや水深に負けて、もう一段重いジグが欲しくなる場面が出てきます。
100gクラスは、ショアジギング(岸から投げるジギング)では重めの部類、オフショア(船)では浅場向けの軽めの部類にあたる重さです。同じ100gでも、形状・重心・素材によって飛び方も沈み方もまったく別物になります。
そこで今回は、ジグそのものの違いに注目しながら100gメタルジグおすすめ6選をピックアップしました。
選び方に加えて、フック交換や塩抜き、アクションのコツといった使いこなしのポイントと、よくある質問もまとめているので、ジグ選びの参考にしてみてください。
★おすすめNo.1|1本目の100gで迷ったらこれ
ジャンプライズ モモパンチ 100g
センター重心のスライド系ジグで、メーカーも堤防・サーフ・磯からのショアジギングとオフショアの両方に対応するとしているモデル。100gを初めて使う人でも、場所を選ばず投げて使えます。
- 薄いボディと曲がったテールで、ジャークのたびに鋭く横へ滑る。ワンピッチ(1回しゃくるごとにリールを1回転巻く操作)でもキビキビ動き、青物にしっかりアピールできます。
- センター重心なので、沈むときも水平に近い姿勢でひらひらと落ちていく。フォール中のバイトを拾いやすいのが強みです。
- 金型で成形しているため、個体ごとの形や重心のばらつきが少ない。同じ操作で同じ動きが出せるので、釣れたパターンを再現しやすくなります。
岸からでも船からでも使える汎用性の高さが魅力。100gデビューの基準にしやすい1本です。
100gのメタルジグの選び方

100gのメタルジグは、「どこで・どう動かしたいか」によって向いているモデルがはっきり分かれます。
重さが同じぶん、比べるべきは重さ以外の部分です。次の4つを押さえておきましょう。
- 100gを使う場面(ショアかオフショアか)
- 形状と重心(バランス)
- 素材(鉛かタングステンか)
- カラー
特に形状と素材は、同じ100gでも全長が2倍近く変わるほど差が出るポイントです。
100gを使う場面(ショアかオフショアか)で選ぶ
まずは、100gをどんな釣り場で使うのかをはっきりさせておきましょう。
100gが活躍しやすいのは、次のような場面です。
- ショア:水深のある磯や沖堤防、潮の速い場所、向かい風で飛距離が落ちる日
- ショア:ヒラマサやブリなど大型の青物を、沖のかけあがりまで届かせたいとき
- オフショア:水深30〜60m前後の浅場や、潮が緩い日のジギング
ショアで100gを投げるなら、ジグの最大負荷が100g以上あるショアジギングロッド(10ft前後のH〜XHクラスが目安)と、PEライン(細くて強い編み糸)3〜4号前後の組み合わせが基本です。
ロッドの適合重量を超えると破損の原因になるので、ジグを買う前に手持ちのロッドの表記を確認しておくと安心ですよ。
形状と重心(バランス)で選ぶ
メタルジグは、長さと重心の位置で得意なアクションが変わります。
100gクラスでよく見る形状とその特徴は、以下のとおりです。
- センターバランス:ジャークとフォールのバランスがよく、1本目にも使いやすい
- ロング(150mm以上):細長いシルエットで、ダートの幅が大きく水の抵抗も少ない
- スロー系:横向きの姿勢でゆっくり落ち、フォールで見せて食わせる
最初の1本なら、センターバランスのスライド系から入るとアクションをつかみやすいです。
慣れてきたら、ベイト(エサになる小魚)の大きさや魚の反応に合わせてロング系やスロー系を足していくと、攻め方の幅がぐんと広がりますよ。
素材(鉛かタングステンか)で選ぶ
100gのジグを選ぶうえで、意外と見落としがちなのが素材の違いです。
素材ごとの向き・不向きをまとめました。
- 鉛:シルエットが大きくアピール力が高い。種類が多く、根掛かりで失っても補充しやすい
- タングステン:小さく重いので、潮の速い場所や深場、向かい風の中でも底を取りやすい
- 迷ったら:まずは鉛で基本をつかみ、潮が速い釣り場用にタングステンを1本足す
鉛とタングステンは、どちらが上というより「使う場面の違い」と考えるのがおすすめです。
ベイトが小さい時期や、鉛の100gだとシルエットが大きすぎて見切られる場面では、タングステンのコンパクトさが武器になりますよ。
カラーで選ぶ
最後に、カラーも何色か用意しておくと状況の変化に対応しやすくなります。
カラー選びの基本は次の3系統です。
- シルバー・ブルー系:イワシなどのベイトに近く、晴れた日中の基本カラー
- グロー(蓄光)・ゼブラグロー:朝夕の薄暗い時間や、水深のある場所で目立たせたいとき
- ピンク・ゴールド系:濁りがある日や曇りの日にアピール力を上げたいとき
最初はシルバー系とグロー系の2色をそろえておくと、1日の時間帯の変化に合わせやすいですよ。
100gメタルジグおすすめ6選

ここでは、100gのメタルジグのおすすめを6選紹介します。
表の「タイプ」と「得意な場面」を見比べながら、自分の釣り場に合う1本を探してみてください。
ジャンプライズ|モモパンチ 100g
| ブランド | JUMPRIZE(ジャンプライズ) |
|---|---|
| タイプ | センターバランス・スライド系 |
| 全長 | 約183mm(アイを除く約169mm) |
| 素材 | 鉛 |
| 得意な場面 | ショア・オフショア兼用 |
- 薄いボディと曲がったテールで鋭くスライド
- 金型成形で個体差が少なく動きが安定
『ジャンプライズ モモパンチ 100g』は、岸からも船からも使えるセンター重心のスライド系ジグです。
貫通ワイヤーを入れて金型で流し込む製法のため、形や重心のばらつきが少なく、動きが安定しているのも安心できるポイントです。
メーカーはフロントにアシストフック(ジグの頭側に付ける針)を付けて使うことを推奨しています。100gの中でも細長めのシルエットで、イワシやサバなど大きめのベイトにも合わせやすいモデルです。
■こんな人におすすめ
- 100gのジグを初めて買う人
- 堤防・磯・船を1本でまかないたい人
「どれにすればいいか決めきれない」というときは、ここから使い始めるのが近道です。
シマノ|コルトスナイパー ロング 100g
| ブランド | SHIMANO(シマノ) |
|---|---|
| タイプ | ロング・ダート系 |
| 全長 | 約175mm |
| 素材 | 鉛 |
| 得意な場面 | ショア(磯・沖堤防)の青物 |
- 軽い力でも鋭いジャークが出せる
- スリムなボディで食わせの間を作りやすい
岸からブリやヒラマサを狙うなら、『シマノ コルトスナイパー ロング 100g』が頼りになります。
ショアジギング向けブランド「コルトスナイパー」のロングジグで、品番はJM-610R。水の抜けがいいヘッドとスリムなボディで、長いジグでもしゃくったときの抵抗が少ない設計です。
細長いシルエットはサンマやダツ、大きめのイワシなどのベイトにもなじみやすく、一日中しゃくり続けるショアの青物狙いで体力を温存しやすい1本です。
■こんな人におすすめ
- 磯や沖堤防で大型の青物を狙う人
- ロングジャークでダートさせる釣りが好きな人
センターバランスのジグに反応が薄いとき、動きの質を変える切り札として持っておくと心強いですよ。
シマノ|コルトスナイパー パラボレッジ 100g
| ブランド | SHIMANO(シマノ) |
|---|---|
| タイプ | ダート&フォール系 |
| 全長 | 約147mm |
| 素材 | 鉛 |
| 得意な場面 | ロックショア(磯)の青物 |
- ダートからフォールへなめらかに移る放物線アクション
- 太いPEラインや強風・速潮の中でも動かしやすい
「太いラインでも、しっかりジグを動かしたい!」
そんな磯の釣り人に向けて作られたのが、『シマノ コルトスナイパー パラボレッジ 100g』です。
ロックショア(磯からの釣り)の青物、特にカンパチを想定して開発されたジグで、ヒラマサやキハダにも効果があるとされています。全長は約147mmと、ロングジグよりやや短めです。
太いPEラインを使う日や風・潮の強い場面にも対応しているので、条件の厳しい磯で操作感を失いたくない人にぴったりです。
■こんな人におすすめ
- 磯からカンパチやヒラマサを狙う人
- 太いラインでも動きの出るジグが欲しい人
同じシマノのロングと使い分けると、ダートの質を変えながら攻められます。
ダイワ|TGベイト 100g
| ブランド | DAIWA(ダイワ) |
|---|---|
| タイプ | ショート(高比重コンパクト) |
| 全長 | 約87mm |
| 素材 | タングステン |
| 得意な場面 | オフショア・潮の速いショア |
- 鉛の約1.7倍の比重で小さく重い
- 飛距離と沈下の速さで深場や速潮に強い
潮の速い場所でしっかり底を取りたいなら、『ダイワ TGベイト 100g』を候補にしてみてください。
タングステン素材を使ったコンパクトなジグで、100gでも全長は約87mm。モモパンチ(約183mm)と比べると、半分ほどの長さに収まっています。
船からの縦の釣りはもちろん、ショアから遠投して深いポイントを探る使い方にも向いています。フックは付属しないモデルが基本なので、狙う魚に合わせてアシストフックを選んで付けましょう。
■こんな人におすすめ
- 潮の速い海峡部や深場でジギングをする人
- ベイトが小さい時期にシルエットを小さくしたい人
鉛の100gとは使いどころがはっきり違うので、タックルボックスに1本入れておくと出番が必ず来ます。
メジャークラフト|ジグパラ バーチカル ロングスロー 100g
| ブランド | Major Craft(メジャークラフト) |
|---|---|
| タイプ | スロー系(ややフロント重心) |
| 全長 | 約156mm |
| 素材 | 鉛 |
| 得意な場面 | オフショアのスロージギング |
- 横向きの水平姿勢でゆっくり落ちるフォール
- 軽い力でしゃくれてスライドさせやすい
『メジャークラフト ジグパラ バーチカル ロングスロー 100g』は、フォールで見せて食わせるスロージギング用のジグです。
独自の断面形状で水平に近い姿勢を保ったまま落ちていきます。重心をややフロント寄りにしているので、ジャークしたときにジグが飛びやすく、横向きの姿勢にも移りやすい設計です。
ライトなタチウオジギングから、近海のハタ類などの根魚狙いまで対応。100gからラインナップがあるので、水深の浅いエリアでスロージギングを始めるのにも使いやすいシリーズです。
■こんな人におすすめ
- 船からスロージギングを始めてみたい人
- タチウオや根魚をフォールで狙いたい人
速い動きに反応しない日に、落ちるスピードを変える手段として持っておくと重宝します。
メジャークラフト|ファーストジグ 100g
| ブランド | Major Craft(メジャークラフト) |
|---|---|
| タイプ | ジギング系(ややフロント重心) |
| 全長 | 約117mm |
| フック | ZOC 2/0×2(標準装備) |
| 得意な場面 | ショアジギング・ジギング入門 |
- フック・リング付きで袋から出してすぐ使える
- フォール中も水平姿勢を保ちやすい非対称ボディ
「買ってすぐ投げられる、迷わず使える1本がほしい」
そんな人に使いやすいのが、『メジャークラフト ファーストジグ 100g』です。
日本製の職人仕上げ「ZOCフック」と、リーダーにすぐ結べるソリッドリング「オトクリング」を標準装備。フックを別で買いそろえなくても、袋から出してそのまま使えます。
100gで全長は約117mm。価格は1,000円前後と手頃なので、根掛かりが気になる場所でも気兼ねなく使えるのも強みです。
■こんな人におすすめ
- 初めて100gのジグを買う人
- フックをそろえる手間を省きたい人
まずは基本の1本として、ほかのジグと組み合わせてローテーションしてみてください。
100gのメタルジグを快適に長く使うコツ
100gのジグは1本あたりの存在感が大きいぶん、動かし方とお手入れの差が釣果にも寿命にも表れやすいアイテムです。
せっかく選んだジグを無駄にしないために、次の3つを意識してみてください。
重さを生かしたアクションのコツ
100gは軽いジグと比べて水の抵抗が大きく、同じ感覚で大きくしゃくり続けると、すぐに腕が疲れてしまいます。
- 基本はワンピッチジャーク。ロッドの反発を使い、腕力に頼らず一定のリズムで動かす
- 数回しゃくったら一瞬止めてフォールを入れ、食わせの間を作る
- 着底したらすぐに巻き始め、根掛かり(海底の岩などに針が掛かること)を防ぐ
特にショアでは、フォール中や止めた直後にアタリが集中しやすいので、ラインの動きにも注目してみてください。
フックはこまめに点検・交換する
100gで狙う青物は引きが強く、岩や歯に当たったフックは先端が甘くなりがちです。
- 針先を爪に当てて滑るようなら、研ぐか新しいフックに交換する
- ショアはフロントのアシストフックを基本に、根掛かりの多い場所ではリアのフックを外す
- フックが付属しないジグは、ジグの重さと狙う魚に合うサイズのアシストフックを別に用意する
フックとスプリットリング(ジグとフックをつなぐ金属のリング)は消耗品と考えて、釣行のたびにチェックする習慣をつけておくと、せっかくのヒットを逃しにくくなりますよ。
塩抜きと塗装はげ対策で長持ちさせる
海水が付いたまま放置すると、フックやリングがサビるだけでなく、塗装のはがれた部分から本体が傷みやすくなります。
- 帰宅後はぬるま湯か真水で洗って塩を落とし、しっかり乾かしてから収納する
- ジグ同士がぶつからないよう、仕切り付きのケースやジグラップ(ジグを包むカバー)を使う
- 塗装がはげたジグは、ホログラムシールやジグ用の補修塗料で手直しする
100gクラスは本体の重さでぶつかったときの衝撃も大きいので、収納方法を見直すだけでも塗装の持ちが変わります。
100gのメタルジグに関するよくある質問
最後に、100gのメタルジグについてよくある質問にお答えします。
Q. ライトショアジギング用のロッドで100gは投げられますか?
ライトショアジギング用のロッドは40〜60g前後までを想定したモデルが多く、適合重量を超えたジグをフルキャストすると破損の原因になります。100gを使うなら、最大負荷が100g以上のショアジギングロッドを用意しましょう。また、重いジグを投げる際は周囲の安全を確認し、投げ釣りやルアー釣りが制限されている場所もあるので各釣り場のルールを確認してください。
Q. 鉛とタングステン、どちらを選べばいいですか?
鉛は種類が多くアピール力の高いシルエットを選びやすい一方、タングステンは小さく重いので速い潮の中でも底を取りやすいのが強みです。根掛かりの多い場所ではロストのダメージも考えて使い分けるといいですよ。
Q. 100gのジグは水深何mくらいまで使えますか?
同じ水深でも、潮の速さやラインの太さによってジグが流される量は大きく変わります。底が取れなくなったら、重いジグかタングステン製に替えるのが基本です。船の場合は、船長が指定するジグの重さに合わせましょう。
Q. メタルジグにフックは最初から付いていますか?
100gクラスのジグは、釣り方に合わせてフックを選べるようにフックなしで販売されているモデルも多く見られます。購入前にパッケージや商品説明で付属品を確認し、ない場合はアシストフックとスプリットリングを一緒に用意しておきましょう。
まとめ
今回は100gのメタルジグのおすすめモデルをご紹介しました。
100gのジグを選ぶときに見ておきたいポイントは、次の4つです。
- 100gを使う場面(ショアかオフショアか)
- 形状と重心(バランス)
- 素材(鉛かタングステンか)
- カラー
重さが同じだからこそ、形と素材の違いを知っておくと、その日の潮や魚の反応に合わせたジグ選びができるようになりますよ。
目的別|結局どれを選べばいい?
6本の中から絞りきれないときは、釣り場と「どう動かしたいか」で選ぶのが近道です。目的ごとに1本ずつ挙げておきます。
★おすすめNo.1|岸でも船でも1本で使いたい人は
ジャンプライズ モモパンチ 100g
センター重心のスライド系で、ジャークでもフォールでも食わせやすい万能タイプ。ショアとオフショアの両方で使えます。
磯や沖堤防で大型の青物を狙いたい人は
シマノ コルトスナイパー ロング 100g
軽い力で鋭いダートが出せるロングジグ。一日しゃくり続けるショアの青物狙いでも疲れにくい設計です。
潮の速い場所や深場で底を取りたい人は
ダイワ TGベイト 100g
タングステン製で100gでも全長約87mm。飛距離と沈む速さで、鉛のジグが流される状況に強いモデルです。
釣り場・動かし方・素材の3つが決まれば、100gのジグ選びで迷うことはありません。自分のスタイルに合う1本で、重さを味方につけた攻めを楽しみましょう。
ぜひ、お気に入りの100gジグを見つけて、ワンランク上の青物ゲームに挑戦してみてくださいね。
